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そば米
そば米というのはそばの実のことで、これを挽くとそば粉になります。
3～4mm程度の、先のとんがった三角の形をしていて、淡い緑色をしています。さくっとした食感とこっくりした風味が特徴です。
穀物の中では唯一、ポリフェノールのルチンを含んでいます。
ルチンは毛細血管を丈夫にして、血管の老化を防ぎ
動脈硬化や脳卒中を予防する働きがあります。
ビタミン類が豊富に含まれています。
*ビタミンB1は、脂肪の代謝を促進します。（含有量：白米の約5倍）
*ビタミンB6は、皮膚炎や月経前症候群の予防効果があります。（含有量：白米の3倍）
*パントテン酸は、皮膚病や日焼けを予防する効果があります。（含有量：白米の2倍以上）
*ナイアシンは脂肪を燃焼させ、皮膚を健康に保つのに必要とされます。（含有量：白米の約4倍で、雑穀中最も豊富）
*マグネシウムは骨を作るカルシウムの働きを助け、ストレスを緩和する働きがあります。（含有量：白米の約7倍）
☆『韃靼（だったん）そば』と呼ばれているものは、中国南部からヒマラヤ高地にかけて生産されているもので、見た目の違いはありませんが、普通のそば米よりは苦味がかなり強いです。
栄養成分については、
カルシウム・・・白米の30倍以上
マグネシウム・・・白米の20倍以上
ルチン・・・・普通のそばの数十倍
ビタミンB2 ・・・白米の25倍
ビタミンE・・・白米の8倍
ケルセチン・ポリフェノール・・・雑穀の中でも非常に多く含まれる
など、ずば抜けたものがあります。
